スチームトラップと安全弁・逃し弁や減圧弁について

スチームトラップはいわゆる自動弁のことで、蒸気を外に漏らさないようにしつつ、蒸気の中から凝縮されたドレンのみを排出するものです。
蒸気漏れが発生せず、速やかにドレンが排出されることがスチームトラップに求められます。
フロートやピストン、バイメタルといった方式があって、空気を含む不凝縮ガスも一緒に放出されるものが多いです。
安全弁・逃し弁は熱交換器内部の水が、密閉状態で沸点以上に加熱された場合に圧力を逃す為の弁です。
体積の膨張に合わせて機能するようになっています。
減圧弁は液体の加熱に限らず、蒸気や空気にガスなどが一定の圧力を超えた場合に、減圧したり圧力を一定に保つ役割を持ちます。
圧力の上昇が続くと危ない時は、減圧弁を設ける必要があります。